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【 薪ストーブ お役立ち情報 】


 B 煙突トップはチムニー+丸トップが最高


 続いてB煙突トップはチムニー+丸トップが最高ですが、これも建築士または工務店の意向が強く働いてしまうケースのようです。
 なんと煙突もデザインと化してしまい、屋根から必要以上に、びよ〜んと伸びたストレート煙突、お見事に綺麗で素晴らしいデザインです。ですがどの様にして煙突掃除をするのでしょうか。煙突トップまで3m程の高さにありトップを清掃するのに足場を築かないと届きません。 

 数十年これから使用する新築住宅と薪ストーブです。なぜもっと簡単なメンテナンスが出来るように設計しないのか不思議でなりません。
 
   
   
 当然費用対効果の問題もありますが、使い勝手の良い見た目重視ではない機能重視の設計が出来るはずです。
 煙突本来の機能とは何かが分かれば簡単なことです。
 そして屋根に突き出たところでどの様な形状になっているのがを考察すれば、機能と使い勝手の良い煙突を施工しようとすれば良い煙突が出来ます。それは基本的な性能+使い勝手であっで答えは一つです。清掃のし易さです。雨じまいや鳥の進入等の対策は基本対策であって、施主が安心・安定して焚き続けられることが出来るのを保証するのはメンテのし易さです。
 ですからメンテナンスのし易さを考慮に入れた煙突仕様を実現するのが、やさしい工務店・一級建築士といえます。
 
 そこで具体的には、我が家の場合は『煙突トップはチムニー+丸トップが最高』となるわけですが、角トップの良い点と丸トップの良い点のいいとこ取りの煙突仕様というわけです。
 角トップだけの場合、中に落ちた灰・埃・枯れ葉やゴミを取り除くのはその高さにもよりますが結構危険で大変な作業となります。丸トップだけだと二重煙突にしても外気との温度差による煤の付き具合が心配になります。そこで蓋付きの角トップに丸トップが突き出た煙突がベストということになります。
 この点は薪ストーブ業者さんサイドの力量と技術になりますが、施主側としては使う側の立場に立った施工という点で大変ありがたい施工方法です。
 
     
    以上、三項目について述べてきましたが、一番大切なことは工務店さん・一級建築士さんに丸投げするのではなく、ある程度薪ストーブに関しての知識を事前学習することが大切であるということ。
 そして、建築請負契約と、薪ストーブ設置契約とは別契約にすることです。

 薪ストーブ業者さんとは施主さん自らが直接契約し、今後の保証・メンテナンス、業者さんとのお付き合い等々を考慮にいれた契約を自らが取り交わすべきです。

 工務店さんを介しての契約にして良い結果になった話は聞いたことがありません。
 
 契約行為は人と人との関係です。
 薪ストーブを愛し大切に家族のように接して行くためには、薪ストーブ業者さんとの人と人とのお付き合いも大切です。
 そこから薪ストーブの奥の深い世界が広がっていきます。

では、次回【 C 外気導入は必要か・・・ 】をお送りします。